【必見!】今注目の「サスティナブル経営」とは!?

こんにちは。

Itoop(アイティープ)の橋本です。

皆さんは「サスティナブル経営」をご存知でしょうか。持続可能性を考慮した経営であり、21世紀の変わりゆく環境・社会の中で、どのような業種・業態の企業においても導入すべきものになります。

そこで、今回は今注目の「サスティナブル経営」について書きたいと思います。

そもそも「サスティナブル経営」とは!?

サスティナブル経営は、まず資源が有限であることを前提とします。そのため、企業が資源を利用する際には、長期的な目標と、その目標を達成した場合の結果を考慮した経営を行う必要があります。

サスティナブル経営では、企業が行うビジネスが、環境、コミュニティ、または社会全体にできるだけ悪影響を与えないようにしなければなりません。近年、社会や環境に対する企業の責任への期待が高まり、透明性が求められるにつれ、多くの企業がサスティナビリティに関する行動の必要性を認識するようになってきています。

サスティナブル経営の具体的な取り組み

以下の企業はいずれも、透明性を確保し、社会的に重要な問題に着手しています。

ナイキは廃棄物の削減とフットプリント(※)の最小化に注力しており、アディダスはより環境に配慮したサプライチェーンを構築して、染色やレジ袋の廃止など具体的な問題に取り組んでいます。

また、ユニリーバは特に有機パーム油とその廃棄物や資源の全体的なフットプリントに取り組んでいます。

さらに、Walmart、IKEA、H&Mは、廃棄物の削減、資源生産性の向上、材料使用の最適化を目的としたサプライチェーン全体のコラボレーションを主導し、より持続可能な小売業への変革を目指しています。

※フットプリント:商品やサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量をCO2に換算して、商品やサービスに分かりやすく表示する仕組み

サスティナブルなビジネスを展開するためには

最初のステップは、自分の業界、会社、チーム、顧客にとってのサスティナビリティとは何かを考えることから始めます。

企業が「何をすべきか」を明確に示すことが重要であり、組織の価値観や目的を効果的に捉え、なぜそのような活動を行うのかを示す指針を掲げます。また、企業は公の場で姿勢を示し、数値化できる結果を約束し、実際にそれを達成することが必要です。

おわりに

企業にとって、サスティナビリティという考えを事業のなかに取り入れるのは単純ではないかもしれません。

しかし、21世紀を生き抜いていく企業にとっては、サスティナブルな事業展開は必要不可欠です。サスティナビリティのアイデアを取り入れる企業は、世界のために貢献し、長期的に高い利益を得ることができる企業になるでしょう。

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【セキュリティ編】IDとパスワードだけでは不十分!?二要素認証のススメ☆

はじめに(序論)

こんにちは、Itoop(アイティープ)の広報担当の黒澤です!

みなさまは二要素認証という言葉を聞いたことがあるでしょうか??

さまざまなサイトにログインする際、ID(メールアドレス等)とパスワードを入力することが多いと思います。人によってはブラウザの機能でパスワードを自動入力の設定をしている方も多いのではないでしょうか。

今回は、セキュリティ強化という観点で、ログイン方法について考えてみたいと思います。

不正ログインについて

多くのサイトはIDとパスワードによりログインします。

不正ログインパターンとして、代表的なものの一つが、

パスワードを固定の文字にし、IDを一文字ずつ変えていく手法があります。

具体的には以下のような値を設定していきます

攻撃回数IDパスワード
1回目12341357
2回目12431357
3回目14231357

以上の具合で自動で1万回ログインを試みた場合、理論上必ずログインに成功し、不正ログインが成り立ちます。

IDとパスワードを長くすれば良いのでは??

不正ログイン対策の一つとして、IDとパスワードを長くすることがあります。

確かに、漏洩しない限りは有効な対策です。

しかしながら、保存方法として、書店でも発売されているパスワードのメモ帳を使用している場合、万が一メモ帳を落とすとパスワードがおおやけになるということもあります。

また、SNSで使っているパスワードと金融機関で使っているパスワードで同じものを使っている場合、SNSのパスワードが漏洩してしまう=金融機関のパスワード漏洩ということになり、金銭被害が発生する可能性があります。

二要素認証!

上記のような被害を防ぐためにも、今のところ二要素認証が有効です。

二要素認証(多要素認証)は、

本人が記憶しているパスワード+所有しているスマホ等に表示される確認コード

で承認されます。

身近なところでは、キャッシュカードであり、

ATMでは、所有しているキャッシュカード+本人が記憶している暗証番号で承認されています。

二要素認証(多要素認証)に対応しているサイトであればスマホにアプリをインストールして、QRコードを読み込むだけで完了します。

終わりに

今回は、セキュリティの中でも、設定が簡単な二要素認証について紹介しました。

被害を受けるだけでなく、与える側になる場合もあるため【1分】だけでも時間をとり、設定することをオススメします♪

セキュリティを突破する技術自体は毎日のように更新されているため、

まずは日々少しでもセキュリティについて意識することが大切です。

多少なりとも、不安がある場合はセキュリティの専門家に直接情報を取りに行き、

あらためて自分自身のセキュリティ診断を行うことを強くおすすめします

セキュリティは初動が命です!!

【仮想世界】再び注目を集めているメタバースについて

はじめに

こんにちは、Itoop(アイティープ)の広報担当の黒澤です!

皆様はメタバースをご存知でしょうか?英語の「超 (meta) 」と「宇宙 (universe)」を組み合わせた造語で、「仮想空間」を意味しています。

メディアでも「メタバース」を取り上げられる機会が増えて、見聞きすることが多くなったのではないでしょうか?

今回は再注目中のメタバースについてご紹介します!

VRとメタバースの違いについて

仮想空間と聞くとVRを思いつく方がいると思います。VRとメタバースの違いはご存知でしょうか?

メタバースはインターネット上の「仮想空間」のことです。一方で、VRは「Virtual Reality」の略で「仮想現実」と訳します。仮想空間を現実のように感じる技術のことです。

メタバースはゲームなどの3D仮想空間が主流です。例えばNintendo Switch用ゲーム「あつまれ どうぶつの森」はメタバースのひとつといえます。

なぜ再熱したのか

近年はVR技術が進化しており、VRデバイスのハイスペック化などで、仮想空間でも現実に近いコミュニケーションが行えるようになってきました。

元FaceBook社のMeta社がVR技術を活用したメタバース・サービス「Horizon Workrooms」を2021年8月に開設し、メタバースとVRを組み合わせたサービスが注目を集めています。

仮想空間上での経済活動が可能になったことも再熱理由の1つです、NFT(非代替性トークン)という技術と組み合わせることで、ゲーム内アイテムやお金に唯一性を持たせて、ゲーム内資産をお金に換金することが出来るようになります。

補足ですが、Meta社の由来はメタバースから来ており、それだけ力をかけていることが伺えます。

多方面で活用されるメタバース

2022年1月7日には、人材サービス大手のパソナグループが、メタバース関連事業について本格参入すると発表がありました。仮想空間で職業体験、地方創生に繋げる取り組みなど様々な活かし方が期待をされています。

近年は、コロナウイルスの影響でイベントが軒並み中止や厳しい制限を受けていますが、仮想空間なら感染を気にすることなく、現実に近い体感でイベントを開催できるようになるので、自宅がイベント会場になる時代も夢ではないですね。

終わりに

いかがでしたでしょうか?

ここまで進化しているとは驚きました。バーチャル会議が一般的に活用される時代が来るのが楽しみです。

VRデバイスの貸出サービスもあるので、是非興味がある方は体験してみてください。

それでは良い一日をお過ごしください。

【エンジニア必見!】今注目の「ペロブスカイト太陽電池」とは!?

こんにちは。

Itoop(アイティープ)の橋本です。

皆さんは「ペロブスカイト太陽電池」をご存知でしょうか。近年注目の太陽電池で、その急速な技術進歩により、太陽電池界の新星として学術界でも大きな関心を集めています。

そこで、今回は今注目の「ペロブスカイト太陽電池」について書きたいと思います。

そもそも「ペロブスカイト太陽電池」とは!?

ペロブスカイト太陽電池とは、光を電気に変換する結晶構造を持つ、「ペロブスカイト」という素材を用いた太陽電池のことです。ペロブスカイト太陽電池は、電力変換効率の大幅な向上に成功しており、2018年6月現在において、電力変換効率は23%以上に達しています。

ペロブスカイトを用いた太陽電池は、安価であることに加えて、より軽量で柔軟性を持たせられる可能性があると言われています。

参考:ペロブスカイト太陽電池とは?メリット・デメリットや参入企業

ペロブスカイト太陽電池の最新動向

太陽電池材料としてのペロブスカイトが発見されたのは、2000年代半ばに行われた有機色素増感太陽電池の実験でのことでした。それから10年が経過して、学界、国立研究所、企業は、実験室で約30cm×30cmの大きさのペロブスカイト太陽電池の電力変換効率を2%から25%にまで高めることに成功しています。

他の太陽電池技術が実験室規模で同様の効率を達成するのに40年以上かかったことを考えると、これは驚異的な進歩と言えるでしょう。

「ペロブスカイト太陽電池」のメリットとは!?

ペロブスカイト太陽電池の最大の利点は、ペロブスカイトの製造が溶液処理によって非常に簡素化されており、半導体処理に必要な高コストの機械や設備を必要としない点です。シリコン結晶とは異なり、ペロブスカイトは薄膜で製造されるため、材料が20分の1で済む点も大きいと言えます。

従来の長方形のソーラーパネルのような形状だけでなくフレキシブルな形状にすることができ、新しいアプリケーションや市場を開拓することが期待されます。

おわりに

ペロブスカイト太陽電池は、従来のシリコン型の太陽電池よりも、軽く、塗布するだけで光エネルギーを電気エネルギーに変換できることが最大の特徴です。それまでの太陽電池技術から見ると非常に画期的であり、開発が進んでいけば、全ての太陽電池がペロブスカイトを利用したものとなるかもしれません。

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【セキュリティ】ネットワークフォレンジックとは

はじめに

こんにちは、Itoop(アイティープ)の広報担当の黒澤です!

皆さんは「ネットワークフォレンジック(Network Forensics)」をご存知でしょうか?

フォレンジックには、「法医学的な分析および調査」という意味があり、医学用語として使われているそうです。

この「フォレンジック」にネットワークを付けたしたのが「ネットワークフォレンジック」であり、近年のセキュリティアクシデントへの対応策として注目されています。

今回は、ネットワークフォレンジックについてご紹介します!

ネットワークフォレンジックとは

ネットワークフォレンジックとは、ネットワークで流れるデータを保存、分析するためのデジタル鑑識のひとつで、どの端末が、いつ、どのような経路で、何を送信したのかを記録します。

情報漏洩はどこでも起こりえる

情報漏洩の発生は、サイバー攻撃や内部からの流出など、外と内の両方に可能性があります。

近年は、テレワークなど新しい働き方を狙った攻撃もあり、社内ネットワークを利用しない接続などが狙われます。

実際に、東京オリンピック開催中には、およそ4億回のサイバー攻撃を受けていました。(対策により全てブロック)

また、PayPayへの不正アクセスで2000万件以上の加盟店情報流出なども起きており、サイバー攻撃珍しいものではなくなっています。

内部からの情報漏洩についても、様々な企業で発生しており、ニュースで取り上げられる事件はごく一部のものです。

なぜネットワークフォレンジックが必要とされるのか

このような現状のなか、ネットワークフォレンジックは、攻撃を未然に防ぐためでなく、事後対策として有効です。

インシデント発生時、記録しているデータを元にどういった経路から、どんな手段で、どんな情報が、どこに送信されたのかが明確に把握できるので迅速な原因究明と対応が可能になります。

また、社内通信全てを記録することで内部不正の抑止力にもなります。

アンチウィルス、ファイアウォールだけでなく、事故後ことも配慮したセキュリティ対策も必要です。

終わりに

いかがでしたでしょうか?

今回は、ネットワークフォレンジックについて解説しました。

IT化が進む現代だからこそ、セキュリティ対策もより強固なものにする必要があり、それに見合う知識をもっておくことが大事になってくるのではないでしょうか。

私も、情報セキュリティには十分気をつけながら日々の仕事に取り組んでいきます。

それでは良い一日をお過ごしください。

次世代6Gの世界

はじめに

こんにちは、Itoop(アイティープ)の広報担当の黒澤です!

5Gのサービスが広まろうとしていますが、既に6Gを見込した活動があるようです。

無線通信研究者が集まる「Brooklyn 6G Summit」が、2021年10月に開催され、6G実用化に向けた研究が進んでいます。

まだ5Gの世界を体感してないですが、一足早く6Gについて紹介します!

6Gとは

6Gとは、2030年を目途に導入予定の「第6世代移動システム」のことです。

人間の脳と同じ通信速度の「超高速通信」、山奥や空、海、宇宙でも通信が繋がるようになる「超カバレッジ拡張」、あらゆるモノがネットワークで接続されている「超多接続」などが6Gでできるようになると言われています。

同時に大量の通信が発生するので、コストを100分の1以下にするなど課題があります。

6Gの新機能

通信品質が大幅に向上し、通信速度が4Gの10,000倍になります。

映画のようなVR空間を作ることができ、視覚、聴覚の情報だけでなく、感覚を含めた「多感通信」の実現もできるそうです。

遠隔からでも目の前に人がいるかのような体験ができるようになります。

「超多接続」でどこでも通信可能になり、全てがワイヤレス接続になります。

どこにいても自動充電ができる世界にも期待できます。

これで急な充電不足や、圏外で困ることがなくなりそうですね。

6Gの新しいサービス

6Gでは感情の伝達が可能になり、利便性だけでなく、精神面でのサービスが主流になると言われています。

「人間拡張」、「ブレインテック」などの新しく注目されている技術があります。

「人間拡張」とはパワードスーツ、義手・義足などで能力向上を目指しています。

「ブレインテック」は脳の情報を数値化することを目指し、先程の義手などで応用できそうです。

終わりに

いかがでしたでしょうか?

今回は、6Gついて書いてみました。

10年先の話ですが、SFの世界が手の届く所にありワクワクしています。

VRが実現したら是非とも、体験してみたいですね。

それでは良い一日をお過ごしください。

【必見!】いまさら聞けない!シェアリングエコノミーってなんだ!?

こんにちは。

Itoop(アイティープ)の橋本です。

民泊やカーシェアなど、近年大きな広がりを見せているシェアビジネス。

近年、注目されているビジネスモデルであり、その市場規模は、2020年度こそ新型コロナウイルスの影響によって予測を下回るものの、着実に拡大を続けています。

ここでは、シェアビジネス「シェアリングエコノミー」の概要と、いま注目されている理由について書きたいと思います。

また、シェアリングエコノミーをビジネスに活用する人、利用する人それぞれから見たメリット・デメリットも合わせて書いてみます。

シェアリングエコノミーとは?

シェアリングエコノミーとは、個人や企業が持つモノや場所、スキルなどの有形・無形の資産を、インターネット上のプラットフォームを介して取引する新しい経済の形のことを言います。

さまざまなモノを共有することで成り立つビジネスであることから、「共有経済」とも呼ばれています。

シェアリングサービスのプラットフォーム提供企業で作る一般社団法人シェアリングエコノミー協会によると、取引される資産によって、5つの領域に分類できるそうです。その領域というのが以下の5つです。

<シェアリングエコノミー 5つの領域>

空間(Space)

スキル(Skill)

移動(Mobility)

お金(Money)

モノ(Goods)

参考:一般社団法人シェアリングエコノミー協会,「シェアリングエコノミー領域Map」

なぜいまシェアリングエコノミーが注目されているのか?

2008年にスタートした民泊サービス「Airbnb(エアビーアンドビー)」以降、どの国でも多くのシェアリングサービスが利用されるようになり、シェアリングエコノミーは世界中で注目されるようになりました。

シェアリングエコノミーが注目される背景には、持続可能な社会づくり(SDGs)の必要性が浸透するに伴い、人々の価値観が「所有」から「共有」へと変わってきたことが挙げられます。

シェアリングエコノミーは、CtoC(個人間取引)サービスが基本であり、BtoC(企業対消費者間取引)を基本とする既存経済にはない点で特に注目されています。

シェアリングエコノミーのメリットとデメリット

シェアリングエコノミーのサービスは、利用者にも提供者にもメリットがあります。

シェアリングエコノミーのメリットを、両方の立場から書いてみます。

<利用者側のメリット>

・必要なときに、必要なモノやサービスを低価格で利用することができる

・決済が簡単

<提供者側のメリット>

・初期費用があまりかからない

・持て余していた資産を有効活用できる

・ローカルビジネスを含め、ビジネスとして成り立ちやすい

一方で、シェアリングエコノミーのデメリットとしては、利用者・提供者どちらについても下記の3つが挙げられます。

・不特定多数とやりとりするのでトラブルリスクがある

・保険や補償制度が追いついていない

・法律の整備が追いついていない

おわりに

今回は、シェアリングエコノミーとは何なのか、なぜ注目されているのか、そのメリット・デメリットを書きました。

シェアリングエコノミーの特徴は、個人が便利に利用できるだけでなく、自分の資産を活かしてサービスの提供者になれることにあります。これからさらなる成長が見込める分野なので、ぜひ自分に合ったサービスを探してみてください。

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【必見!】企業とITエンジニアが抱えるリモートワークの課題とは!?

こんにちは。

Itoop(アイティープ)の橋本です。

ITエンジニア向け国内最大の転職・就職・学習プラットフォーム「paiza(パイザ)」は2021年12月8日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する緊急事態宣言解除後のリモートワーク(テレワーク)実態に関する調査結果を発表しました。それによるとリモートワーク導入企業の約8割が「COVID-19が収束した後もリモートワークを継続する」と言っているそうです。

では企業とITエンジニアの双方は、リモートワークについてどう感じているのでしょうか。

リモートワーク導入企業は、その効果を実感している!

paiza(パイザ)の調査によるとリモートワークを導入している企業の割合は87.0%。そのうち、79.1%が「COVID-19が収束した後もリモートワークを継続する」と回答しました。一方、リモートワークを導入していない企業については「COVID-19収束後にリモートワークを実施する」と回答した企業はなく、60.0%が「実施しない」、40.0%が「現時点では分からない」と回答しています。

リモートワークを継続する理由について、「リモートワークでも問題なく仕事ができることが分かったため」と回答した割合が最も高く、84.9%でした。そのほか、「ITエンジニアの働きやすさを向上させるため」が77.4%、「すでに今の働き方に社員が慣れたため」が66.0%でした。また、「優秀なITエンジニアの採用に必要なため」(37.7%)との回答もありました。

確かに私自身も現在リモートワークで仕事していますが、問題なく仕事ができている実感があります。

参考:paiza(パイザ)による「緊急事態宣言解除後のITエンジニアのリモートワーク実態調査」,

https://www.paiza.co.jp/news/20211208/211208_remote/

企業とITエンジニアがそれぞれ考える「リモートワークの課題」とは!?

リモートワークの課題として、企業からは「社員の一体感がなくなってきた」(41.6%、複数回答)や「社員同士のコミュニケーションが取りづらく仕事に影響が出ている」(33.8%)、「対面のコミュニケーションが減ったことでミスコミュニケーションが起きている」(29.9%)などが挙げられました。

一方、ITエンジニアからは、「運動不足になる」(57.3%、複数回答)、「雑談や相談がしづらい」(50.9%)、「社内の人とコミュニケーションが取りづらく業務効率が下がる」(41.5%)などが挙がりました。

企業と個人のどちらもコミュニケーションの取りづらさを感じているようです。私自身もリモートワークによるコミュニケーションの取りづらさを実感していますが、可能な限りレスポンスを早く返すように意識しています。

おわりに

「コミュニケーションの取りづらさ」の問題の解決策として、「チャットツールで雑談の時間を設ける」「オンラインで社内交流会を実施」「1on1の実施」「時々リアルに会う」などを挙げている企業もありますが、そのほか大きな打開策はなく、企業も個人も模索中といった状態が現状のようです。

みなさんもこれを機会にこの問題の解決策を考えてみてはいかがでしょうか。

この記事がみなさんのきっかけになれば嬉しいです。

信頼に繋がるビジネス文書の書き方

はじめに

こんにちは、Itoop(アイティープ)の広報担当の黒澤です!

皆さんは、ビジネス文書を書く時に意識していることはありますか?

社会人になると、書く機会が増えて考えることが多いと思います。

今回は読み手側が嬉しくなるようなビジネス文章のコツを紹介します!

読み手の立場に立った文章

どんな文章にも言えますが、読み手の立場に立っているかです。

誰に何を伝えるのか、伝わる内容で簡潔に書かれているのか、礼儀を尽くしているか。

これらを意識するだけでも表現が改善すると思います。

結論を先に書く

先に結論を書くことで時間がない相手ほど喜ばれます。

結論→理由→詳細の3段階で説明することで、重要なことが最初に相手に伝わります。

理由からだと、結局何が言いたいのか読み手側はストレスを感じます。

誤解のない文章

正確な情報を伝えるには、事実と意見を区別して伝える必要があります。

報告書など書く際には、起きた事実を書く一方で、改善策などでは感覚、意見が求められることがあると思います。

意見を事実のように伝えると読み手によって違う捉え方になるので、読み手がわかるように書くことが大切です。

終わりに

いかがでしたでしょうか?

今回は、基礎的なビジネス文章の書き方を書いてみました。

ここで書いた物は意識するだけですぐに実践でき、これだけでも仕事の質が上がると思うので是非実践してみてください。

それでは良い一日をお過ごしください。

【必見!】終身雇用が崩壊!?今日本でなにが起きているのか!

こんにちは。

Itoop(アイティープ)の橋本です。

みなさんは、2019年のトヨタ自動車株式会社の豊田社長の終身雇用についての発言をご存知でしょうか。

2019年10月13日、日本自動車工業会の会長会見にて、トヨタ自動車株式会社の豊田社長が「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と述べました。

この発言は様々なメディアで取り上げられ、ついに終身雇用時代の終焉がすぐそこまできていることを多くのビジネスパーソンに知らしめることになりました。

今回は、この「終身雇用を守っていくのは難しい」という発言に焦点を当て、日本の終身雇用形態に今なにが起きているのかについて書きたいと思います。

トヨタ自動車株式会社 豊田社長の「終身雇用を守っていくのは難しい」発言

近年、日本社会で崩壊したといわれる「終身雇用制度」。

トヨタ自動車株式会社の豊田章男社長が語った「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」という言葉から、大手企業も例外ではないということが浮き彫りになりました!

豊田社長は「今の日本をみていると、雇用をずっと続けている企業へのインセンティブがあまりない」と指摘しています。

経団連の中西宏明会長も「企業からみると従業員を一生雇い続ける保証書を持っているわけではない」と同調する姿勢を示しました。

一方で、雇用される側である労働組合幹部は、豊田社長の発言に対して、「これまでのやり方では生き残れないという危機感の現れだと思っている」と反応。

雇用側・経済団体・働き手、三者が終身雇用という制度に限界があるという認識を示したのです!

参考:日経ビジネス,「「終身雇用難しい」トヨタ社長発言でパンドラの箱開くか」,https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00002/051400346/

終身雇用崩壊の背景にあるシニア人材問題とは!?

大手企業でも、50代の社員に対して以下のような事態が起きています。

トヨタでは、2020年1月に管理職制度を大幅に変更。

55人いた役員を23人に半減し、基幹職1級・2級を「幹部職」として統合し、「事実上の降格」を断行しました!

このような動きに対し、社内からは「ぶら下がっていただけの50代は評価されない。これから降格も視野に入るだろう」、「勤続年数や年齢ではなく、それぞれの意欲や能力発揮の状況をより重視する方向だ」など、様々な声があがってきているそうです。

また、富士通では、間接部門で50代が飽和状態にあります!

成長年代の人材を育成していくために配置転換をすると、50代の社員は環境変化についてこられず退職するという事態も少なくありません。

50代が組織にとって活用しにくい人材層になりつつあるというのです。

さらに、KDDIも50代社員の意識改革の必要性を強く感じているといいます!

なぜなら50代の総合職社員の割合は現状で3割超、10年後には5割に急増する見込みで、今後大量に抱える50代社員の生産性が課題になることが目に見えています。

おわりに

今後、日本はますます少子高齢化が進み、社会全体ひいては企業内で高齢化が進んでいくことになります!

今回は豊田社長の発言に始まり、いくつかの企業のシニア人材問題を例に挙げました。

これから働き手が大幅に減少していく時代が訪れるのは確実です。

これまでの在り方に固執せず、働き方に柔軟である人こそが、今後も生き残っていくことができるでしょう!

企業・個人問わず、様々な働き方を知り、備えるべきだと私は思います。

この記事がみなさんのお役に立てれば嬉しいです!